2009年1月30日金曜日
国の政策上、日本各地に存在する×××にある書類を持参することで利益を得られるビジネスモデル
『国の政策上、日本各地に存在する×××にある書類を持参することで利益を得られるビジネスモデル』
「こんなにも稼げるものなのか・・・」
「いい仕事がある」
いくら古い友人からの誘いと言えど、これほど怪しい誘い言葉は無いと思いませんか?
「仕事は週1で、実際数十分くらいで終わる仕事なんだけど、
それだけで月30~40万くらいは稼げるんだよ。おまえもやってみないか?」
ただ、ここ最近、確かにその友人の羽振りがよかったことは
私の目から見ても明らかでした。
「まあ、たいした仕事じゃ無いから、明日30分くらい付き合ってくれよ」
30分?
付き合う?
その言い回しからして、この仕事はどこかに出勤し、
何か決められた作業を行うというような仕事では無いことは明らかでした。
私は彼が何か悪いことでもやっているのでは無いかという不安さえ覚えました。
「じゃあ明日の・・・そうだな、何時でもいいんだけど昼1時くらいにしようかな、
それくらいの時間に“×××(漢字3文字)”に来てくれよ」
彼が待ち合わせに指定してきた場所は、あまりにも意外な場所でした。
「“×××(漢字3文字)”の近くにその仕事場でもあるのだろうか?」
その場所がとても仕事を行う場所であるとは思えなかったため、
私はそうとしか考えられませんでした。
「違う違う、そこで仕事をするんだよ。」
「そこで仕事をする!?」
“×××”で一体何をするというのか・・・
私には彼の仕事がどういうものなのか、考えようも無いほど謎に包まれました。
「まあ、明日、おまえの目の前で全部見せるから、楽しみにしてろ」
そしてその翌日、私は待ち合わせの時間、
その待ち合わせ場所で、その彼と落ち合いました。
彼はいつも通りの普段着でしたが、
その手元には見たことの無い書類を持っていました。
『国の政策上、日本各地に存在する×××にある書類を持参することで利益を得られるビジネスモデル』
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